悠琉、マシュマロ・テストって知ってる?
簡単に言うとね、マシュマロ(好きなお菓子)を用意して「15分我慢できたらもう1個あげるよ」といって部屋に子どもを1人にするんだ。
で、手持ち無沙汰で退屈な状況で、目の前のマシュマロを食べずに我慢できたら合格、っていうテスト。
悠琉が4歳になる頃にパパはこれを悠琉にやってみたいなと思ってる。
まぁ、この記事を悠琉が読む頃には、結果は出てるだろうけどね…(笑)
我慢できるのは30%だけらしい
マシュマ・ロテストは超簡単なんだけど、4歳の時点で合格する子は全体の30%と言われてるらしくて、けっこうハードルは高いみたい。
で、大人になってからの将来をここまで明確に予見できるテストは他にはないみたいで、逆に言えば4歳くらいまでに獲得する自制心は一生に渡って効いてくるということだ。
ちなみに、30%の合格者は、
1.ドラッグやギャンブルへの依存が少ない(短絡的な誘惑に負けない)
2.肥満が少ない(ここで食べたら大変なことになることを見通して我慢できる)
3.大学の選抜試験の点数が高い(遊びたい気持ちを抑えて勉学に励むことができる)
4.出世が早い(自制心の高い人は仕事もでき、信頼される)
といった傾向があることがわかってるんだってさ。
まぁ、パパは悠琉に大学にいってほしいとも思ってないし、大企業に勤めてほしいとも思ってないんだけどね(笑)
ポイントは「目の前の快楽」と「将来の利益」を比較して、将来の利益が大きかった時に、自制心を発揮できるかどうかを確かめるためのテストだってこと。
我慢だけじゃない
自分で稼いで生きていくためには自制心はめちゃくちゃ大事だ。
自制心っていうのは、何も「我慢する能力」ってことだけではなくて、目の前で起こっていることに対して、瞬間的な感情に流されずにじっくり考えて行動するっていう能力も含まれる。
人と向き合ってとことん話をすることもそうだし、自分の人生の道の進退を考える時もそう。
マシュマロ・テストは簡単なテストなんだけど、自制心はもちろん、
①物事の本質を見抜く「理解力」
②先を見越して準備する「対処力」
③未来の自分に投資する「忍耐力」
がどれくらい育っているか、社会人として生きていくためのこれらの能力を自分の力で身につけられているかどうかがわかるテストなんだ。
もうこれさえ備わっていればどこに放り出されても生きていけるからね。
自制心よりも発想力
4歳まであと3年半。
テストの結果がどうなるかパパはワクワクドキドキだ(笑)
ただ、パパ的にはテストっていうかゲームの感覚だから、自制心がどうとか合格するか否かより、悠琉がどんな発想や行動を見せてくれるかが楽しみなんだよね。
例えば、
「15分我慢したらもう1個くれるなら30分我慢したら2個くれるの?」
「5分なら絶対できる!だからまずは5分からチャレンジさせて!」
とか言ってほしい(笑)
言われたことだけを素直にやるよりも、そんな自由な発想力や交渉力を持ってくれたら、テストに合格しなくてもパパは最高に嬉しい。
そんな自由な発想ができるように、これからいろんな経験をしていこう。