悠琉さん、どうもパパです。
たまにはパパが悠琉のためにお勉強してる内容も伝えていくで。
いつか悠琉がパパになって子育てをする時に役立ててくれい。
さて、人間はね、3歳になるまでに神経細胞の70%を捨てるんだ。
で、死ぬまで残りの30%を使って生き続ける。
つまり、3歳までに残った神経細胞を一生使うってことだ。
健康だったら100歳になっても30%のまま。
なぜ神経細胞を捨てるの?
なんでこんなシステムがあるかというと、赤ちゃんは生まれてくるまでどんな環境や世界に放り出されるかわからないわけ。
日本で生まれるかもしれないし、アメリカで生まれるかもしれないし、どこか無人島で生まれるかもしれないし、これからの時代だと宇宙で生まれる子もいるかもしれない。
そんな生まれてからのあらゆる環境に順応できるように、無用かもしれない大量の神経細胞を持って生まれてくるんだ。
そういう意味では、赤ちゃんはパパたち大人たちよりあらゆる状況に柔軟に対応できる、圧倒的な柔軟性と対応力、可能性を持ってるってことなんだ。
すごいよね。
できるだけ神経細胞減らしたくないよね(笑)
ただ、減っていくのはあくまで神経細胞の”数”であって神経細胞の”能力”じゃない。
なので、3歳までにあらゆることを経験しなければいけないかというとそういうわけじゃないんだよ。
生きていく上で必要のないものだけをどんどん捨てていくっていうだけの話だから。
捨てたら拾えないもの
とはいえ、一度捨てちゃったら拾えない神経細胞もある。
それは言語だったり、絶対音感だったり。
まぁ、語学は後からでも学習は可能だし、絶対音感は無理でも相対音感は後から身に付けることができるんだけどね。
ただ、天才って言われる人は、幼少期に何かしら特別な経験をしたことによって、本来、一般的には捨てられているはずの神経細胞が人よりも多く残っている人なのかなとか思ったりする。
で、その神経細胞を使うために凄まじいエネルギーを使うから、天才は人よりも早く死んじゃう人も多いのかなと。
これはパパの個人的な見解だけどね。
だから、いきすぎる英才教育もどうなのかな、っていうのがパパの考え。
悠琉には長生きしていろんな世界や時代を見てほしいと思うしね。
パパにできること
悠琉はもうすぐ5ヶ月。
脳科学の先生が言うには、1日当たり5000万個の神経細胞が減ってるらしいよ。
びっくり仰天。
昨日と今日では、悠琉の脳は全然違うんだね。
そう思うと、悠琉と接する時間を本当に大事にしないといけないんだなと気持ちがあらたまる。
で、もっともっといろんなものに触れさせてあげたいと思う。
とりあえずオモチャのピアノでも買いにいこうか(笑)
パパは音楽やってたからわかるんだけど、絶対音感はあった方が良いよ〜。
悠琉が3歳になるまで後2年半。
神経細胞の基盤が出来上がるまであっという間なんだろうな。
悠琉の神経細胞が30%になる前にいろんなところに行っていろんな経験をしよう。
で、悠琉が残したいを思う神経細胞はちょっとだけ残そう。
そうすることで人生の楽しみ方の選択肢や人の役に立つための能力がまた増えるかもしれないしさ。