死ぬときに後悔すること

悠琉、パパはママの出産に立ち会ったんだ。

悠琉がこの世に生まれてきて「オギャー」って言うところを見てたってこと。

不思議だったけど感動だったよ。
 

でね、子どもが生まれるってことは生命の誕生を目の当たりにするわけだから、「生(せい)」を実感する人が多いんだけど、パパは逆だった。
 

パパは「死」を実感したんだよね。
 

悠琉が20歳になった時、パパは60歳。

悠琉が40歳になった時、パパは80歳。
 

、、、って考えてると、当たり前だけど、

「あ、オレはこの子の一生を見届けることはできないんだ」

って思ったわけ。

「パパは悠琉に見送られるんだ」

って。

そう思うとね、「パパはいつも幸せそうだったよね」って言って見送ってもらいたくてさ。

「パパはもっとやりたいことたくさんあったのにね」とか「もっと生きたかったんだろうね」とか思われたくないんだよ。
 

で、パパにもパパがいてさ。

悠琉から見たらジィジだな。

ジィジもそういう人なんだよね。

自由気ままに生きてて、いつも「死んだら後はよろしくー」って言ってるわ(笑)
 

でも、ジィジはパパに、

「オレが生きてる間に●●してくれー!」

とか、何も言ってこないけど、本当はしてほしいこととかいっぱいあると思うんだよ(笑)
 

悠琉のこともそう。

今まで一度も「孫の顔が見たい」なんか言ったことないけどさ、悠琉が生まれたらスゲー喜んでさ。

ジィジは田舎で野菜栽培してるんだけど、「キュウリいるかー」「スイカいるかー」「トマトいるかー」って、毎週家まで持ってきてくれんの(笑)

言わないけど、あれ絶対悠琉の顔見に来てんだよ。

 
そういうのいっぱいあると思うから、パパはできるだけジィジのそういうことに気づいてあげて、後悔を減らしてあげれたらなと思ってる。

だからこの間も悠琉連れてジィジの顔見に田舎にお墓参りしに行ったろ。
 

こういう話をしてると、いつも思い出す本があって読み返したりするんだ。

悠琉もいつか読んでみるといい。
 

 
ここに書いてあること全部がパパにとって大事なことではないし、「別にこれは後悔しないかな」ってのもある。

もちろん、悠琉にとってもどうでもいいこともあると思う。

けど、だいたい大事なことだし、やらなかったら後悔する可能性が高いものだ。
 

ちなみに、25個ってのはこんな感じ。

1.健康を大切にしなかったこと
2.タバコを止めなかったこと
3.生前の意思を示さなかったこと
4.治療の意味を見失ってしまったことと
5.自分のやりたいことをやらなかったこと
6.夢を叶えられなかったこと
7.悪事に手を染めたこと
8.感情に振り回された一生を過ごしたこと
9.他人に優しくしなかったこと
10.自分が一番と信じて疑わなかったこと
11.遺産をどうするか決めなかったこと
12.自分の葬儀を考えなかったこと
13.故郷に帰らなかったこと
14.美味しいものを食べておかなかったこと
15.仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16.行きたい場所に旅行しなかったこと
17.会いたい人に会っておかなかったこと
18.記憶に残る恋愛をしなかったこと
19.結婚しなかったこと
20.子供を育てなかったこと
21.子供を結婚させなかったこと
22.自分の生きた証を残さなかったこと
23.生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24.神仏の教えを知らなかったこと
25.愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

 
まだわからないこともたくさんあると思うけど、少しづつわかってくるよ。
 

パパも後悔しない人生を送るから、悠琉も後悔しない人生を送ってほしい。
 

特に、誰か他の人が関わることは、できなかった後悔が大きくなる。
 

例えば、ありがとうとか、ごめんねとか、大好きだよとか、言わなきゃいけないときに言っとかないと、二度と会えなくなっちゃうかもしれないから。

そうなるともう自分一人ではどうしようもできないんだ。
 

自分のことは死ぬ間際まで何とかチャレンジすることはできる。

でも、相手がいないとできないことはどうしようもできない。
 

パパとママがいるからこそできることもあるから、やりたいことかあったら遠慮なく言うんやで。

悠琉が納得いくまで全力で協力するよ。
 
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HARUとPAPA

息子の悠琉(ハル)のために始めた親バカブログです。将来、悠琉がこのブログを引き継いで自分のメディアとして使ってくれたら嬉しいなと思っています。それまではパパが代理で書きます。というか、ひたすら悠琉...

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